フェンシング Escrime

ロンドンオリンピックがたけなわです。8月5日、テレビをつけるとフェンシングの準決勝をやっていました。日本チームが僅差でドイツチームに勝って決勝に残った試合です。これまで知りませんでしたが、フェンシング(Escrime)の公用語はフランス語です。「プレッ(Prêts)?」、「アンギャールド(En Garde)」、「アレ(Allez!)」は、それぞれ、「用意(はいいか?)」、「構え!」、「始め!」のことです。柔道で日本語の「待て」「有効」などが聞こえるのと同じ原理ですが、なにしろ秒単位で得点が決まるので、短時間のうちに何度も何度も同じフランス語の表現が聞こえてきます。また、プレーヤーも「ウィ(Oui)」や「ノン(Non)」と答えなければならないそうで、そういうのは柔道にはないはずです。フェンシングの試合では耳を澄ましてみてください。

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