言語文化Ⅲ「文化事情(フランス)1」の開講について

今年度(2014年度)より、後期に言語文化III「文化事情(フランス)1」という授業が開講されます(今年度は火曜5限)。名古屋大学の多くのフランス関係専任教員が協力して開講する充実した内容です(下のシラバス抜粋を参照)。

この「文化事情(フランス)1」の2単位の認定を受けた上で、今年度のフランス語短期語学研修に参加し、課題提出による評価を受けた学生には、「文化事情(フランス)2」として1単位が認定されます。

一方、「文化事情(フランス)1」は研修参加希望者以外にも開放されています。研修への参加を希望しない学生が本授業を履修し、「成績評価の方法」にしたがって S, A, B, C いずれかの評価を得た場合 2単位が認定されます。フランス語を既習かどうかを問わず、フランスとフランス文化に興味を持つ多くの人の受講を歓迎します。

(⑦11月18日と⑧11月25日の授業担当教員が、シラバスやポスターに示されている当初の予定とは入れ替わっております。ご注意ください。)

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「文化事情(フランス)1」の授業プログラムについては、以下のシラバス抜粋を参考にしてください。

言語文化Ⅲ「文化事情(フランス)1」後期火曜5限(シラバス抜粋)

◆授業内容:本学専任教員によるオムニバス形式で行う。

①10月7日: 飯野和夫(国際言語文化研究科)「ローマの継承者フランス?」
②10月14日: 石井三記(法学研究科)「フランス革命と人権宣言」
③10月21日: 米山優(情報科学研究科)「フランス哲学と心身二元論について」
④10月28日: 川平友規(多元数理科学研究科)「フランスの数学者たち」
⑤11月4日: 鶴巻泉子(国際言語文化研究科)「国境を越えて?:アルザス・フランス・ヨーロッパ」
⑥11月11日: 渡邉雅子(教育発達科学研究科)「フランスの思考表現スタイルと学校文化」
⑦11月18日: 町田健(文学研究科)「フランスの言語‐フランス語とオック語」
⑧11月25日: 奥田智樹(国際言語文化研究科)「フランス語史への誘い」
⑨12月2日: 藤村逸子(国際開発研究科)「フランス語によるWebからの情報収集」
⑩12月9 日: 田所光男(国際言語文化研究科)「『ヨーロッパ言語共通参照枠』に準拠してのフランス語学習、及びフランスのサブカルチャー入門」
⑪12月16日: 河村雅隆(国際言語文化研究科)「放送メディアとフランスの政治」
⑫1月13日: 木俣元一(文学研究科)「フランス・ゴシックの聖堂を訪ねる」
⑬1月20日: ボーメール、ニコラ(教養教育院)「フランスの食文化: 料理、作法、風景」
⑭1月27日: 新井美佐子(国際言語文化研究科)「ジェンダーから見るフランス社会」

なお、本授業の単位認定には、14講終了後の指定の期日までにレポートを提出することが求められる(レポート試験)。レポートの課題、分量、提出期限、提出方法等は授業中に説明する。

◆履修条件あるいは関連する科目等:
フランス・ストラスブール大学での短期語学研修(2015年3月実施)に参加希望の学生を対象とする。但し、上記研修に参加を希望しない学生の受講も可能。

◆成績評価の方法:出席50%、レポート試験50%。レポート不提出の場合欠席扱いとなる。

◆注意事項:
本授業2単位の認定を受け、ストラスブール大学での語学研修に参加し、課題提出による評価を受けた学生は、「文化事情(フランス)2」の1単位が認定される(「文化事情(フランス)2」のシラバスも確認すること)。また、上記研修への参加を希望しない学生には、「成績評価の方法」に従ってSABCいずれかの評価を得た場合、本授業の2単位を認定する。

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