2016年10月15日(土)は名古屋大学の2016年度ホームカミングデイ(HCD)でした。大学院国際言語文化研究科では、HCDの企画として、市民公開講座「教授者の専門性を活かした言語教育」を開催しました。国際言語文化研究科が名大の外国語教育の責任部局でもあることから生まれた企画です。企画全体の案内はこちらです。
この講座で、私(飯野)は「思想・文学研究とフランス語教育」と題して、ほぼ20分間の発表を行いました。そのパワーポイント用の資料をPDF化したものを公開します。こちらをクリックして下さい。
案内にもありますが、企画の趣旨は次のようなものでした。
「大学における外国語教育は教授者の専門性が明に暗に反映されており、学習者は実用的な外国語の習得のみならず、学問的な刺激を受けつつ、より広い見識を身につけることが期待できます。/ 今回の市民公開講座では、教授者の専門・研究が言語教育にどう活かされているか、どう活かすべきかをテーマに、外国語教育の最前線で活躍する8名の講師陣と共に教育研究の在り方について考えていきます。」
また、この公開講座では、名大で教えられている8言語それぞれの教員(ただし名大の教員とは限らない)が発表しました。私はフランス語の教員としての発表でした。8言語の内、6言語の発表者は言語学系の教員で、いわば文化系の教員は私を含めて2名でした。
飯野和夫
大学院国際言語文化研究科
教養教育院フランス語科