ホームページ再開のごあいさつ

このホームページは事情により10月4日から長らく休止しておりました。
このほどようやく条件が整い10月30日に再開することができました。
ただし、URLは変更になりましたのでご注意下さい。
今後は新しいアドレスで内容の一層の充実を図っていく所存です。
今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。
名古屋大学教養教育院フランス語科

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フランスの思考表現スタイルと大学入試

渡邉雅子(社会学、名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授)(元の記事はこちら

フランスの思考表現スタイルというと、フランスの著名な思想家を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、私が取り組んで来たのは、コミュニケーションの基本となる「書く・語る」様式がどのように学校で教えられ、その枠組みが子どもをいかに社会化するのかです。具体的には、初等教育における作文教育と歴史教育(いかに書くか、過去を語るか)を日米と比較しながらリヨン市で学校調査を行ってきました。 続きを読む

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フランス語で数学を

川平友規(数学、名古屋大学大学院多元数理科学研究科准教授)(元の記事はこちら

科学の世界でもっとも幅をきかせている言語は、間違いなく英語です。したがってどんなに語学が嫌いでも、これを読み書きし、話さないと、ロクにインプットもアウトプットもできない、というのが普通であります。

ところが私の専門とする数学の世界には、例外ともいえる国があるのです。それがフランス。フランスの数学者には、フランス語のみで最先端の理論を吸収し、研究し、フランス語で発表する、そういうことが、現実的な選択肢として残っているのです。 続きを読む

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TV5Mondeの番組とサイトでフランス語を学ぼう

フランス語国際放送局のTV5Mondeで、フランス語を自主学習できます。Internetでアクセスできます。

http://www.tv5.org/cms/japon/p-328-lg7–.htm

初心者向け、初級から上級向け、など、日本人学習者向けの教材があります。
無料ではありませんが、安いです。

 

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Baumert氏の講演会(利き酒つき)

10月20日(土)に、フランス語科の教員であるBaumertさんの日本酒についての講演会がAlliance Française名古屋にて開かれます。もちろん利き酒付きとのことです。ふるってご参加ください。

http://afafa.jp/ja/2012/10/20/conference-sake/

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フランス語で学ぶということ

鈴木 秀幸(工学部卒、工学研究科修士修了)(元の記事はこちら

どこか、日本とは異なる環境で学ぶことに挑戦してみたい・・・

その思いで、留学を考えたのは大学院に入学してからでした。なかなかそれまで外国語に力を注いだことは無かったため、果たして気持ちだけで留学できるのだろうか?ということも考えていました。自分が興味を持つ分野で、長期間留学ができないだろうか?

こんなことを考えつつひとつの目標としてあがったのが、名大で募集されているルノー財団のプログラムにて学ぶということでした。そこに行きたいという一心で、大学でフランス語の授業を受講し始めました。大学院入学後に初めてフランス語に挑戦したものの、目標を持って授業に取り組むと、2〜3ヶ月のう ちに検定試験で級をとれるまでになりました。その後勉強を続け、運良く「パリテック・ルノー財団理工学修士プログラム」に合格することができました。 続きを読む

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フランス語に関する研究でJChat賞受賞

優秀論文賞
「アイトラッキングを使ったフランス語母語話者のコロケーション知識の測定」
藤村逸子、 杉浦正利、山下淳子、坂東貴夫、梁志鋭、ボーメール晶子

http://jslsweb.sakura.ne.jp/xoops/modules/xeditor/article.php?a_id=8

名古屋大学の教員、学生、その他名古屋大学周辺におられるフランス語ネィティブスピーカーおよびフランス語上級者の合計48名(ネィティブスピーカー24名、非ネィティブスピーカー24名)のご協力により、2011年末から2012年春にかけてアイトラッキングを使った実験手法による研究を行いました。そのうちのネィティブスピーカー分を、7月1日に「言語科学会」において発表し、それが第4回JChat賞を受賞しました。
ネィティブスピーカーと非ネィティブスピーカーの比較研究は来年発表の予定です。

 

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フランス語学習を通じて視野を広げる

夏目達也(教育学、名古屋大学高等教育研究センター教授)(元の記事はこちら

自分の視野を広げる-フランス語の学習を学生のみなさんにお勧めする理由の一つはこれです。

国際会議で使用言語としてフランス語が認められている場合でも、最近は英語の勢力が優勢です。学術研究でも、英語で書かれた論文の数が圧倒的に多いようです。さらに、かつては英語がまるで通じない国でも、最近はそれほど深い内容でない限り、普通に英語で用事が足りるようになっています。だから、英語をきちんと使いこなせれば、ことは足りるように思われます。しかし、実際にはそれでは不十分です。 続きを読む

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習うより慣れろ!

小林裕三(農学、社団法人国際農林業協働協会(JAICAF) 業務グループ調査役)(元の記事はこちら

私が青年海外協力隊(JOCV)に参加した動機は「野生の王国をこの目で見てみたい」という、いたって単純なものでしたが、残念ながら派遣された 国、セネガルではそのような体験はできませんでした(苦笑)。このセネガルという国は西アフリカ最西端に位置し、仏語圏アフリカでは中心的役割を担う国 で、同国で過ごした2年半の経験がその後の仕事を運命づけました。 続きを読む

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フランス語のすすめ

米山 優先生(情報学、名古屋大学大学院情報科学研究科教授)(元の記事はこちら

私は世の中にはびこっている<英語帝国主義>みたいのが嫌いです。さて、ほとんどの日本人は高校までに英語を学び、大学に入って第二外国語を履 修するに当たっては中国語を選択する人が増えているといいます。なぜなのでしょう? 英語にしろ中国語にしろ、まあ、よく聞く答えは「役に立ちそうだか ら」というものです。では、どんな場面で役に立つのでしょうか? 英米や中国の古典とか現代文学を読むのに役立つなんてことは、きっと考えていませんよ ね? 就職に役立つ、かな? そうかも知れない。でも、就職に役立たないことは、やらないんですか? 就職予備校化した今の大学では、「そうに決まってる じゃん」とか言われそうですが・・・。しかし、人はパンのみに生くるにあらず、と。まあ別にそこまで言わなくても、楽しみにはいろいろあるのに、フランス 語圏(そしてさらに拡げてラテン語系)の文化を学ばなくて、それこそ損だとは思いません? 「だったらもっと具体的に話してよ!」って言われそうですね。 ということで、少し列挙しちゃいましょう。 続きを読む

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